2012年 06月 12日
2006 Frank Cornelissen:フランク・コ-ネリセンを訪ねて
2006年のタオルミナ滞在中、
ワインやチーズを教えてくれた、
Osteria nero d’AvolaのオーナーSalvatoreに連れて行ってもらった。
タオルミナから車で向かう。
エトナ山麓の印象・・・
湿地と火山灰の大地との混在。
手つかずの自然がそのままあった。
大地のパワーがそこに眠っているようだった。
Frank Cornelissenは、
さすがに"香りもの"が大好きな様子だった。
日本のそばの香りにメロメロで、
おくさんが日本に帰国の度にもってくるそばを大事そうにストックしていた。
袋をあけた瞬間の彼のジェスチャーが印象的だった。
こんな香りって・・・って。
SOBA con salsa di pomodoriをつくってくれたくらい。
彼のワイン造りに対するフィロソフィーは、
一冊のリーフレットにまとめてあった。
自然。
地球。
それは宇宙と同じだ。
それを人間である自分がどうにかしようとは思わない。
ただ摂理にまかせてぶどうを育て、ワインを造る。
・・・みたいな内容だった気がする。
当時の私にとっては鮮烈すぎて、
実際ちょっと引いてしまっていた。
あれから6年。
経験が彼のフィロソフィーを理解する鍵となった。
カンティーナへつれていってもらう。
ここ!?と思うくらい。
今はどうなっているんだろう。
アンフォラのような陶器をエトナ山麓の砂の中に埋めている。
ワインはこのアンフォラの中で、
母なる大地エトナの火山灰に抱かれて熟成を重ねる。
熱く語ってくれた彼の声のトーンは今でも思い出すことできる。
大地から込み上げてくるパワー。
エトナのマグマ。
Frank Cornelissenは息子をKazanと名付け、
そして造り上げたワインをMAGMAと呼ぶ。
自然とともに呼吸をし、
自然からの恵みで生きるような営みをいつかしてみたいと思う。
ワインやチーズを教えてくれた、
Osteria nero d’AvolaのオーナーSalvatoreに連れて行ってもらった。
タオルミナから車で向かう。
エトナ山麓の印象・・・
湿地と火山灰の大地との混在。
手つかずの自然がそのままあった。
大地のパワーがそこに眠っているようだった。
Frank Cornelissenは、
さすがに"香りもの"が大好きな様子だった。
日本のそばの香りにメロメロで、
おくさんが日本に帰国の度にもってくるそばを大事そうにストックしていた。
袋をあけた瞬間の彼のジェスチャーが印象的だった。
こんな香りって・・・って。
SOBA con salsa di pomodoriをつくってくれたくらい。
彼のワイン造りに対するフィロソフィーは、
一冊のリーフレットにまとめてあった。
自然。
地球。
それは宇宙と同じだ。
それを人間である自分がどうにかしようとは思わない。
ただ摂理にまかせてぶどうを育て、ワインを造る。
・・・みたいな内容だった気がする。
当時の私にとっては鮮烈すぎて、
実際ちょっと引いてしまっていた。
あれから6年。
経験が彼のフィロソフィーを理解する鍵となった。
カンティーナへつれていってもらう。
ここ!?と思うくらい。
今はどうなっているんだろう。
アンフォラのような陶器をエトナ山麓の砂の中に埋めている。
ワインはこのアンフォラの中で、
母なる大地エトナの火山灰に抱かれて熟成を重ねる。
熱く語ってくれた彼の声のトーンは今でも思い出すことできる。
大地から込み上げてくるパワー。
エトナのマグマ。
Frank Cornelissenは息子をKazanと名付け、
そして造り上げたワインをMAGMAと呼ぶ。
自然とともに呼吸をし、
自然からの恵みで生きるような営みをいつかしてみたいと思う。
by ciao-shihomi
| 2012-06-12 13:18
| ワイン:vini